デリヘル嬢の「お店からの紹介文」を計量分析してガチで読む①

 こんばんは。素人童貞です。

 お盆が終わり、夏が終わりへと向かっていますね。24歳素人童貞も、お盆は実家に帰って、静岡のM性感に行き、ドライオーガズムを楽しみました。ドライオーガズムはある種の〝死〟だと思うのですが、先祖様を迎えるというよりかは、自分があっちの世界に行ってしまったという感じですね。オーガズムへ向かう最中に、どっかで祖父や祖母にすれ違ってたかもしれません。

 24歳素人童貞も若者なので夏はキャンプに海にと楽しみたいという願望がないわけではないのですが、何一つそんなことはなく、実際は家で一人、関東圏のデリヘル嬢のプロフィールの計量分析をしておりました。これが楽しいこと楽しいこと。規制の強化とネット社会の到来によりデリヘル全盛となった性風俗店、よく「店員とお客さんのコミュニケーションがなくなってしまった」なんて言われますが、そんなことは全くありません。店舗で顔を合わせなくなった分、ネットコンテンツでのコミュニケーションがうざいほどあります。最近では女の子の写メ日記や動画、果てはVRで風俗嬢のプレイを見れちゃうなどのコンテンツが豊富に揃っていますが、24歳素人童貞は女の子のプロフィールにほとんど必ず載ってる「お店からの紹介文」をよく読んでます。性風俗店は店員に対しても偏見が凄まじいので、「お店からの紹介文」なんて信じてもしょうがないと思う向きもあると思いますが、私としては、官僚の文書などと同じで〝読む人が読めばわかる〟文章のような気がしていて、実際にリテラシーをつければ「お店からの紹介文」からいい女の子を見つけられると思っています。感覚から言えば、修正された写メ日記の画像よりは当てになると思っています。

 というわけで、実際に調べてみました。使用したツールは、立命館大学産業社会学部の樋口耕一准教授が作成したフリーソフトウェアのKHCorder。既に1500以上の論文で利用されている分析ツールで、このソフトウェアを使用した計量分析に関する専門書も出ております。

社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して

社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して

 

 

 ソフトオンデマンドが運営している風俗情報サイトkaku-butsuで「デリヘル」を検索し、関東圏のデリヘルを片っ端から調べ、女の子の本指名ランキングが掲載されているデリヘルのホームページを用いて、2通りの仕方で「お店からの紹介文」を分析しました。

【A】ランキング1~3位の3人の女の子の「お店からの紹介文」

【B】同店舗でランキング圏外の任意の3人の女の子の「お店からの紹介文」

 お店の数は170店舗、1つの店舗で6名なので、総勢1020名のデリヘル嬢の「お店からの紹介文」を分析しました。

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 分析した紹介文の文字数の総計で28万文字。新書3冊分くらいの文字数です。

 分析ツールで頻出語をランキング形式で取り出すと、以下のような結果が得られました。

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 まず思うのは、あまりにも言葉が似通っていることですね。「優しい」「可愛い」「笑顔」という言葉は一般的には誉め言葉ではありますが、誉め言葉のインフレを起こしている性風俗の世界では、誰に対してもとりあえず使われる意味の死んだ言葉になっているということがわかります。ビジネスメールの最後にある「よろしくお願い致します。」みたいなもんですね。これからはそういうもんだと受け取っておきましょう。

 そして、頻度数で見た場合に、【A】【B】でそれぞれ特徴的な語を「」にしておいたのですが、何が入るかわかるでしょうか?このクイズをTwitterで出題し、風俗業界で働く方からも答えてもらったのですが、【B】は1人だけ一発で正解できた方がいたのですが、【A】に関しては誰一人として正解できませんでした。これはもう「風俗店員の紹介文なんて信じられない」なんて言っている場合じゃないですね。自分たちが人気な女の子の紹介文に一番たくさん用いている用語さえわからないもんなのですから。私たち客は風俗店員の無意識を読み解き、「お店からの紹介文」からいい女の子を指名することが可能なのです。

 ではまず、簡単な【B】から行ってみましょう。【B】に入る語は、皆さんおなじみの清楚でした。清楚というワードですが、ランキング1~3位の女の子の紹介文を集計した【A】では21位で、出現回数は123回。ランキング1~3位の女の子の紹介文に比べて、ランキング圏外の女の子の紹介文では1.5倍の頻度で使われている言葉ということがわかります。「風俗でも清楚な子が人気が出る」なんて言われており、実際に清楚な女の子が好きな人も多いと思いますが、紹介文での頻度数を見る限り清楚という言葉は褒めるところがない女の子を褒める時に使える便利な言葉として頻繁に使われる傾向にあるようですね。こんな感じで使われています。

 

 例1) 珠玉の完全業界未経験娘♪愛くるしい笑顔が素敵な清楚系娘の登場です☆ 

 

例2) なんとも笑顔が爽やかな超清楚系!柔らかな黒髪には天使の輪がキラリ☆ 第一印象はこんな女の子が何で…!お話をしてみても爽やかな印象は変わらず。相手に安心感を与える笑顔と真正面で受け止めようとする素直で真摯な姿勢に性格の良さがあらわれております。

   

どこにでもいそうな素朴な女の子が風俗で働き始めたばかりの時代には「清楚」というワードはパワーワードだったかもしれませんが、今となっては風俗店員にとって便利な言葉になってきているようです。SEXしたい時だけに呼ばれる都合のいいセフレみたいな扱いですね。「清楚」が出てきたらその子はダメというわけではありませんが、読む側としては出逢ったらとりあえず冷静になって深呼吸し、真に受けないようにしたい言葉ですね。

 

 さぁ、そしてランキング1~3位の女の子の紹介文を分析した【A】で見事に1位に輝いた断トツで使用頻度の高かった言葉ですが、それはなんとお客様でした。実は風俗店の店員さんは、いい女の子を紹介する時はお客様ってめちゃくちゃ呼びかけてきてるんですよね。どんな誉め言葉よりもお客様って多く書いている。クイズで誰一人も正解できなかったのだから、これはもう完全に無意識ですよ。例えばこんな感じ。

 

 例1)  こんな可愛い天使がお客様とエッチなことをしてしまうなんて想像しただけでも羨ましすぎます!!ご満足いただける事間違いなしの超オススメ天使ですよ♪

 

例2) エロティックに演出する貴方だけの特別な空間・・・特別感を味わいたいお客様にピッタリな女性です☆

 

例3) 「百聞は一見に如かず」この言葉をお客様にお送りさせて頂きますm(_ _)m ご予約はお早めにお勧めいたします。

 

例4) 完全業界未経験の読モレベルを完全に超えた極上ド素人美人お嬢様につき、紳士的でマナーの良い、優しく手ほどきをして頂けるお客様のみのご案内とさせて頂きます。ご声援よろしくお願い致します。

  

 「こんな子と遊べるお客様が羨ましい!」これ、いい女の子の紹介文にめちゃくちゃ多いです。店員の気持ちが全面に出てますね。重要構文です。後は、本当に良い女性だからお店側としても女の子に残ってもらいたいので「優しく紳士的なお客様のみ」って先に紹介文で釘を刺しておくパターンもそこそこあります。他にも

 

例5) ハリのある色白のマシュマロおっぱい。クビレのある魅惑的なウエスト。真剣に惚れてしまうくらい…男の理性を吸い込んでしまうその瞳♪
見ているだけで、お客様の海綿体に血流が集中すること間違いナシです。

 

お客様の海綿体」いいですよね。まぁ、お客様の海綿体っていうか、どちらかと言えば海綿体がお客様なんですけどね。

 ついでに個人的に好きだった紹介文も紹介します。『人妻倶楽部 内緒の関係 越谷店』でランキング2位の「みずき」さんの紹介文からの抜粋。

 

例6)  毎日のようにOL生活をしているだけあって素敵な笑顔と社交的かつ知的な表情は、変な【壁】というものを感じさせずすぐに打ち解けられるはずですので、好きモノOLさんと大人の濃密な時間をお過ごしたいというお客様はぜひみずきさんの欲求不満を解消してあげるべく、お手をお挙げくださいませ。 写真を撮っている際も『何だかムラ×2してきちゃいました…』
などと早くもスイッチが入ってしまった彼女にたじ×2の私でありますが、このみずきさんの性欲を満たすバトンはお客様方に託させていただきます。 

 

 いいですね~!まず店員の方が女の子のことを良いと思った、そしてそれをお客様に伝えたい、それを「バトンをお客様に託す」という締めの言葉で見事に表現しております。

 ちょっと本題からずれてしまいましたが、こんな風に熱の籠った一風変わった紹介文が「お客様」という言葉の前後には登場しやすかったりするんですよね。今挙げた例はもちろん全てランキング1~3位の女の子の紹介文からの抜粋なのですが、すごい勢いで「お客様」って言ってますね。実際に数字で見ても一目瞭然。「お店からの紹介文」で一般的に利用者側の呼ばれ方は3つあります。「お客様」「貴方」「皆様」の3つです。この3つの用語の出現回数を取り出してみても、いい女の子を紹介する時だけやたらとお客様と呼びかけているのがわかります。

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 これ、結構感動しますよね。店員さんとお客さんのコミュニケーションがなくなったなんて嘘ですよ。「お店からの紹介文」でもめちゃくちゃお客様は呼びかけられています。ちゃんと受信しなきゃですね。

 というわけで、今回は「お店からの紹介文」の分析のほんの触りの部分だけ紹介しました。真に「お店からの紹介文」を読み解くための分析はここから始まります。今回は導入なのでクイズにもしやすい頻度数を見てきましたが、それよりも大事なのは言葉の使用頻度率。風俗の女の子のランキングでも、本指名数ランキングよりも本指名率ランキングの方が重要だったりしますよね。それだけリピーターをGETできる魅力的な女性ということですから。同じことが紹介文に使われている言葉にも言えます。頻度数のランキング上位10には登場していない用語の中で、いい女の子を紹介する時はめちゃくちゃ使われる率が高いけど、そうでない女の子の時にはあまり使われない用語というのがいくつかあるんです。次回はそれを分析し、さらに「お店からの紹介文」の深層に向かっていきたいと思います。

 

続編↓