ブロンド外国人デリヘルれぽ
こんばんは、25歳素人童貞です。季節の変わり目による寒暖の差からなのか、はたまた、普段から糖質を摂取しすぎな食生活のせいか、先週の日曜日は朝から鬱々としていた25歳素人童貞であります。天気の良さとは裏腹に鬱々としていたけれども、お昼ごろになってホテヘルに行こうと決めたところで、生きていく力をようやく思い出す。こんな鬱々とした日は、どこか遠くの世界へ行ってみたい。そう思いたち、〝ブロンド外国人専門ヘルス〟を謳う、池袋東口にある『MIss Universe』へと向かったのでございます。
かつて、哲学者の西田幾多郎は、我々が徹底的に自己を省察するならば「そこに内在即超越、超越即内在の絶対矛盾的自己同一の原理に撞着しなければならない」と、徹底的に内に籠もることがそのまま外の世界の全てと繋がっていくような世界観の哲学を説いたわけでありますが、〝ブロンド外国人専門ヘルス〟の『MIss Universe』も、ある意味で同じ原理に位置していると言えます。
『MIss Universe』の受付所は、まさに池袋の中央である中池袋公園のすぐ傍に位置しており、我々は徹底的に池袋の中心に向かうことによって、海外に接続することが可能となるのです。西田幾多郎の言葉を捩るならば、池袋即海外、海外即池袋の絶対矛盾的自己同一の原理に位置しているホテヘルこそが、〝ブロンド外国人専門ヘルス〟の『MIss Universe』なのであります。西田幾多郎が思索を巡らせて散歩した京都左京区の琵琶湖疎水沿いの道は「思索の小径」なんて呼ばれたりしていますが、ブロンド外国人専門ヘルスを利用するために、あれこれ思いを巡らせながら歩く池袋駅から中池袋公園までの道は、後世には「思索の陰茎」と呼ばれることでありましょう。
関東では3月1日に春一番の風が吹き、すっかり冬は終わったようで、日曜日の日中の池袋の最高気温は20度弱。梅の甘い匂いと、土から立ち昇った枯れ葉の匂いが混じったような1年ぶりの春の匂いを感じながら、池袋の中央へと歩きだす。外国人専門ヘルスを利用する日は、音楽も海外のものを聞きたくなる。といっても、洋楽に疎すぎる25歳素人童貞は、ジョン・レノンの『Imagine』 しか思い浮かばず、『Imagine』を聞いて受付所へ向かうことに。たぶん洋楽に詳しければ、25歳になっても素人童貞ではなかったはずだ。
受付所に到着して、女の子を指名する。という、いつもの流れとは異なり、この日は指名をする気はなかった。アメリカ、イギリス、ロシア、フィンランド、スペイン、イタリア、ドイツetc.、目の前に広がる広大な世界を目の前にするならば、フリーを使ってみたかった。一般的な風俗店で「フリー」というと、「指名がない」という意味と「for free」という「無償の」という意味合いが混じった響きが聞こえるけれども、外国人専門ヘルスでの「フリー」にはどこか、「解放的な」という意味合いが響いている気がした。「freedom」に近い意味での「フリー」。
フリーコースの料金を支払い、ホテルの部屋で待っていると、ものの5分でチャイムが鳴った。イチモツの不安と共にドアを開けるとそこには、整形で有名なタレントのヴァニラさんに似た、ボディコン姿の金髪美女が立っていた。
想像の何百倍も美人なブロンド外国人が来たけど、どこか既視感が。「デリヘル東京」のプレミアム指名料がかかって結局総額4万とか5万になる高級嬢か!と、心の中で突っ込みたくなってしまった。これでもかと言わんばかりの二重瞼に、綺麗に筋の通った鼻、ぷるんっぷるんっの厚い唇。がっつり整形をしてる女の人は国を超えて顔が似通っている。
最近、海外旅行に行ってもスタバとかGAPとかユニクロとか無印とか、日本でも御馴染みのブランド店が海外の都市にもあって、カルチャーショックどころか世界の都市の類似性に目を見張られてしまうけど、まさにそんな感じ。整形顔はグローバルブランドだよ。
「どこの国の方なんですか?」と聞くと、ブロンド外国人の彼女はロシアから来たそうだ。ロシア人なので、ここではソフィア(仮名)と呼ぶことにしよう。ソフィアちゃんに「なんで日本に来たの?」と聞くと「日本人 ミナ 優シイ カラ!」って。僕はすぐに右翼になった。
「日本語喋れるんだね?」
「チョット ネ」
そんな何気ない会話をしてると、ソフィアちゃんがエアコンのリモコンを手に取り、
「ツメタイ ハ ドレ?」
クーラーをつけようとしているようだ。正気か。暖かくなってきたとはいえ、まだ初春だ。ホテルについたら部屋の中はそこそこ寒い。それに、シャワーに入った後に寒い思いをしないように先にいかに部屋を暖めておくかというのが、肌寒い季節のデリヘル遊びの妙ではなかったか?
「ソフィアちゃん、そんなに暑いの?」
「ロシア、マイナス25ド」
OK。その言葉で全てが伝わったよ。-25℃の国から来たら初春の日本は暑いな。オーケーオーケー。
「冷房はこのボタンだよ」
「OK. ダガ、カゼ ヨワイ」
「ここ押すと風強くなるよ」
こうして18℃のクーラーの強風の部屋が誕生した。オーケー、僕はもう何も言わないよソフィア。君が可愛い顔をして「ダガ、」って、急に書き言葉の日本語を口にしてきたことについても、僕は何も言わない。
「シャワー、ハイリマス?」
そういってソフィアちゃんはボディコンからおっぱいを取り出すように服を脱ぎ、僕も追うようにして全裸になった。シャワーに手招きをされると、ソフィアちゃんがお風呂の床の上に正座になり、ボディーソープで泡を立て、下から僕の手を握るかのように洗い始めた。すると、ソフィアちゃんが突然に不敵な笑みを浮かべた。いや、初めて見るロシア人女性のその表情が、不敵なものであったかどうかの判断は僕にはつかないのかもしれないが、しかし、それでもやはりソフィアちゃんは不敵な笑みでこういった。
「キンチョウ シテル ノ?」
ソフィア、ワイな、寒いんや。ソフィア、君は、18℃のクーラーを強風でかけた上に、シャワー室に入る際に、暑いからかシャワーのドアを開けっぱなしにしていただろう。後ろから18℃の冷たい風が吹いてくるから、ワイは震えているんや。緊張しているんちゃうで。でも、いいんだ。この寒さは、ロシアだ。君は日本の暑さを、僕はロシアの寒さを味わっている。
身体を洗ってもらった後は、先にシャワー室に出て極寒の部屋に戻る。ロシアは寒い。身体を拭いて布団にくるまって待っていると、ソフィアちゃんがシャワー室から出てきて、私の横に座り、Gカップはあるであろうおっぱいを突き出してきた。いや、私の隣におっぱいが座った、と表現した方が正しいだろうか。
とりあえず、おっぱいを揉む。しかし、このお店も外国人デリヘルも利用するのは初めてなので、何をしてよくて何をしてはいけないかがわからない。
「キスはしていいの?」
「NO」
キスはダメらしい。
「指入れはいいの?」
「ツメ ミセテ. OK」
入国審査をクリアしたようだ。
「クンニはいいの?」
「OK. but, teeth brush!」
「歯ブラシ?」
「ソウ. and...」
そう言いながら、ソフィアちゃんは手持ちの鞄をゴソゴソと漁りだし、何かを見つけたようで、私にソレを手渡した。ジョン・レノンの「イソジン」だ。
ひとまずソフィアちゃんのおっぱいを手放し、イソジンを受け取り、歯磨きとうがいをするために洗面所へと向かった。ブロンド外国人美女を背にして、洗面所で歯磨きとうがいをする。ブラシが歯を擦る音の後に、どこからか唄が鳴り響く。
Isodin there's no Heaven
(イソジン、そこに天国はない)
It's easy if you try(うがいをするのは、簡単だ)
No Hell below us(私たちの下には、地獄なんてないし)
Above us only sky(私たちの上には、ただ空があるだけ)
Isodin all the people Living for today...(今を生きている全ての人々に、イソジン。)
Ahhhh~ Ah
(アッハ~ アァッ)
Isodin there's no countries(イソジンに、国境はない)
It isn't hard to do(うがいをするのは、難しくない)
Nothing to kill or die for(殺すことも、死ぬこともないし)
And no religion too(そこには、宗教だってない)
Isodin all the people Living life in peace(平和に生きる全ての人々に、イソジン。)
Uhhh~ Uh
(ウッフ~ ウゥッ)
You may say I'm a dreamer
(君は僕のことを、夢精家だと言うかもしれない)
But I'm not the only one(でもね、僕はマスターベーションをしてるわけじゃない)
I hope someday you'll join us(いつか、君も仲間になって)
And the world will be as one(そして、世界は一つになる)
ベッドに戻り、ソフィアちゃんの上に跨り、シャワーの拭き残しの多い瑞々しいおっぱいにしゃぶりつく。「Oh~, Oh~~~h」と、上から吹いてくる下向きの喘ぎ声のそよ風が涼しい。ソフィアちゃんの身体を弄ると、そこら中が毛だらけだ。身体の隅々まで徹底的に脱毛をする美意識の高さは日本人特有のものなのだろうか。フロリダのディズニーランドに行ったら日本のディズニーランドの接客意識に逆に驚いて恋しくなるような、故郷に対するホームシックの念が湧いてくる。
今度はソフィアちゃんが攻める番だ。ソフィアちゃんは膝立ちになりながら、僕の目を見つめてこう言った。
「キホンプレイ ハ、フェラ ト テコキ。●ッ●● ハ ニマンエン。」
ソフィア、まるでカタログに書いてあるみたいに「●ッ●● ハ ニマンエン。」って飄々と口にするデリヘル嬢を僕は初めて見たよ。日本人のデリヘル嬢だったら、本番交渉を持ちかけてくる人でさえも、やっぱ空気とか流れというものをどこか大切にしている。フェラをする前に「挿れたら気持ちよさそうだね」とか、素股をしている時に「ヤバイ、入っちゃいそうだね」なんて伏線を張りめぐらせて誘導しておき、それでも乗ってこないこない25歳素人童貞のような人間に対しては業を煮やして「ねぇ、●●円で挿れない?」って、ようやくストレートに口にしてくるものだ。
さて、私の目の前に「ブロンド外国人と2万円で●ッ●●をする」、「2万円で●ッ●●をすると言ってきたブロンド外国人にフェラと手コキをさせる」という2つの選択肢が現れたわけであるが、もちろん、そこは日本デリヘル原理主義者の矜持として、フェラと手コキをさせる選択肢を選ぶ他ない。私はソフィアちゃんの誘いには何も応えず、さながら猪木vsアリ状態の寝たまま状態で、涼しい顔をしながらフェラチオ&手コキを待った。涼しい顔というより、寒い。そろそろクーラー、消してくれっ!
ソフィアちゃんはゴムを取り出し、ゴムフェラをはじめる。『MIss Universe』はゴムフェラがデフォルトであり、やはり外国人の方が性感染症に対する意識は高いようだ。しばらくのフェラチオの後、ソフィアちゃんが手コキを始める。フェラチオ中にこちらを見つめてきたり、淫語を語りかけてきたりすることはなく、日本のデリヘル嬢が恋しくなる。頑張ってくれはいるが、機械的な手コキはどうも寂しい。どうにか日本のデリヘル嬢のことを思い出しながら気持ち良くなろうとするが、なかなかうまくいかない。さっきまで勃っていたものも、小さくなってきた。いくら想像を巡らしても、寂しさには歯が立たなければちんこも勃たない。思索の陰茎もこれまでか。
「手、疲れない?」
「ダイジョブ。イケソウ?」
「さっき、一瞬イキそうだった」
「Oh ガンバル」
手コキは2周目に突入した。イケそうだと伝えたからか、2周目のソフィアちゃんはこれまでとは違った。手コキ中に玉をこねくり回したり、Gカップのおっぱいをこれでもかと僕の口に押し付けてきたり、創意工夫に富んだ攻めの手コキを繰り広げてきた。外国人はダメだと思っていた自分が情けないと反省している私とは裏腹に、あまりの気持ち良さにちんこは堂々と胸を張っていた。
「あ~、やばい、イキそうだ」
そうソフィアちゃんに伝えると、ソフィアちゃんは手コキをしている自分の右手の手首を左手で握り、超高速手コキを繰り広げた。
こんな高速手コキ、見たことがない。肩、腕から伝わってくる力を、全て手首より先に集約させる荒業。日本が誇る手コキ四十八手にも入っていない。
おそらくこれは、極寒の地ロシアだからこそ生まれた技なのだろう。摩擦でちんこが温かい。気づけば、寒いことなんて忘れてしまっていた。
「あぁっ、イクッ!」
高速手コキで温められたボルシチが、ソフィアちゃんの手を汚した。
ホテヘルは実は新世紀エヴァンゲリオンをモチーフにしているという話
こんばんは、25歳素人童貞です。
皆さん、ホテルヘルス、いわゆる「ホテヘル」ってご存知でしょうか。現代日本の性風俗の主流は、ホテルか自宅に女の子を派遣してくれる「デリバリーヘルス」ですが、「ホテヘル」という業態はそれとはちょっと違っていて、〝受付所〟というところで女の子の指名や料金の精算を行った上で、近くのラブホテルで女の子と落ち合うというものであります。
〝受付所〟などというものが街のどこにあるのかなんてホテヘルを使わない人は見当もつかないと思いますが、意外と誰もが通る街中にあったりします。
例えば、ワイ氏の住む池袋でいうと、池袋駅から徒歩1分、向こう側にパルコやヤマダ電機を眺めることのできる、都道305号線沿いの、赤い線で囲ったところがホテヘルの受付所だったりします。池袋東口を主戦場とする腐女子の皆さんは、見覚えのある通りなのではないでしょうか。
そういう観点から物事を見てみると、地図の中の吉野家の前にいる若いお兄ちゃん達は、誰が先頭でホテヘルの受付所に向かうのかジャンケンしているという風に理解することができます。これが教養というやつですね。
風営法でホテヘルの受付所は看板を出してはならないと決まっているので、こんな風に一体何に使われているのかよくわからないビルの中に、ホテヘルの受付所は混じっていたりします。風俗客のおじさん達は、風俗店のホームページで受付所のある位置を地図で確認しながら、このわかりにくい場所にあるホテヘルの受付所を必死で探すわけです。ホテヘルに行くと20%くらいの確率で、受付所のあるビルの前でスマホを見ながらウロチョロしているおじさんに出逢います。そういう時は大抵の場合、受付所の位置が凄く分かりづらかったり、ホームページの地図の説明が不足していたりして、結局ワイ氏も一緒にビルの周りをウロチョロするハメになったりします。もしビルの前に2人以上のおじさんがスマホを見ながらウロチョロしていたら、受付所探しで凄く集中していてゾーンに入ってる状態ですので、気軽に話かけたりしないであげてください。
そんな面倒くさい受付所なんか通さず、デリヘルみたいに自宅かホテルに直接女の子を派遣しちゃえばいいじゃん、ってフツーに思うのですが、どうしてホテヘルはこんな不合理なシステムを採用しているのでしょうか。それはあまりにクリティカルで、新世紀エヴァンゲリオンの主題にも絡んでくる問題なので、それは一旦置いておくとして、ホテヘルにはホテヘルなりの善い文化があったりします。
まず第一に、ホテヘルでは受付所で風俗店のスタッフの人と対面するところが、デリヘルとは大きく違います。
例えば、デリヘルの「池袋回春性感マッサージ」みたいに、「お客さんが対面するのは当店のマッサージレディーのみです!」みたいに、お客さんと従業員が対面しなくて良いことを強みにしているデリヘル店は割とあります。
あくまで男性は黒幕で、表に出るのは女性だけでいいみたいなロマンスをつくるためですね。
一方で、ホテヘルは受付所で男性スタッフと対面しなければなりません。そういうのが嫌いだったり怖い人もいると思うんですが、受付所で従業員の人に会ってみるのも割と楽しかったりします。電話をした時には「なんか偉そうな従業員だなぁ」と思っていた人が、受付所で対面してみると声がデカいだけのただのいい奴ってだけのパターンが結構あり、そういう人は計算高く振る舞うことが苦手なのでお店の女の子を正直な気持ちで紹介してくれたりして、普通に楽しい会話ができたりします。受付所の中の方でV系バンドマン崩れみたいな従業員がウロチョロしているのも、ホテヘルあるあるです。
デリヘルは従業員とは会わずに風俗嬢とだけ会えばいいからロマンスが生まれやすいと先に言ったけど、もちろんデリヘルにもデメリットがあって、デリヘルは風俗嬢とお金のやりとりをしなければならず、ロマンスと齟齬が出てしまいがちです。その点、ホテヘルでは受付所で従業員の人とお金のやりとりをすればいいので、風俗嬢と会ってからのロマンス度が高いのです。まぁ、クレジットカード払いが一般化すれば、そうした問題も終焉を迎えますけど、今のところ風俗嬢とお金のやりとりをしなくていいのは、ホテヘルのメリットです。
ホテヘルのもう1つのメリットは、受付所で女の子のボカシなしの写真を見ることができることです。ホームページ上の写真では口元だけボカシが入ってたり、目元が隠されていたりするけど、ホテヘルの受付所に行けばボカシ無しの写真を見ることができます。「写真見学無料」なんてことを謳っているホテヘルも多いですが、実際のところ歓迎されるのかは謎です。吾輩は写真見学だけ行くという勇気がないので、写真見学に行ったことがないのですが、そんな勇気のない人間のために、SODのKaku-butsuがホテヘルのパネルだけを見るイベントなんかを企画していたりします。
これもまたワイ氏は参加したことがないです。勇気がない人間のための企画に行く勇気がありません。服屋に行くための服がないみたいな状態になってしまっています。ちなみに言うと、ワイ氏は服屋に行くための服も実際に持ってないので、休日もスーツで風俗に行っています。よろしくお願いします!
個人的にホテヘルで一番面白かったのは、某素人系のホテヘルを初めて利用した時に、受付所で誓約書に名前を書かされたことです。素人系のお店なので、風俗嬢といえども働いている女の子はよく風俗のことを知らない子だったりします。だから、お店の方も女の子の扱いには気を付けていて、お客さんが悪さをしないように誓約書に名前を書いてもらうわけです。
『本番強要は行けません』
って誓約書に書かれているのは、どこのお店もそうなんですけど、そこのお店は
『「先っちょだけ」も駄目です』
って書かれておりました。あの有名な「先っちょだけ」というフレーズが誓約書に確かな文字として記されているのは感慨深いものがありましたし、いい年齢の受付所のおじさんが、いい年齢の客のおじさんに面と向かって
『「先っちょだけ」も駄目です』
って、受付所という狭い空間の中で声に出して読み上げるという状況に、人間が織りなす文化の虚無を感じた記憶があります。
丁寧なお店だと、受付が終わった後に、ホテルに入ってから客がなにをするべきかのルールの書かれたカードを渡されたりします。
もうここまで丁寧に動きを指定されると、はじめてのおつかいみたいな雰囲気が漂ってきますね。このお店は女の子が薬用石鹸を持ってきてくれるからいいんですが、中にはイソジンや薬用石鹸を紙コップと共に渡して客にホテルまで運ばせるお店もあり、小さい容器に注入されたイソジンと薬用石鹸を紙コップに入れてホテル街を闊歩する羽目になったりします。健康診断で検尿セットを持ってトイレに向かうおじさんか!って突っ込みたくなりますね。もし、紙コップ片手にホテル街を闊歩するおじさんがいたら、ホテヘルの最中ですので気軽に声をかけないであげてください。
受付所が設置されているというだけで、そんな悲喜こもごもな文化を醸成しているホテヘルですが、実は〝ホテヘル〟というのは非常に都市に特有の文化のようなのです。都内に住んで日常的にホテヘルを利用していると気づかないのですが、普通に考えてみれば、受付所に多くの人がやってきて、近くに複数のラブホテルがあって、その中からホテルを選んでもらうシステムというのは、駅の近くのラブホテルがひしめく繁華街でしか通用するはずがありません。高速のインター付近にラブホテルがある郊外では不可能なシステムです。
実際に、最も風俗店の掲載数が多い情報サイトであるシティヘブンで都道府県別のホテヘルの数を集計してみると、鉄道を主に交通手段としている都市にしかホテヘルが存在しないことが明らかです。鉄道旅客利用者数の都道府県別のランキングと比べると、上位の都道府県に同じ顔が並びます。
というわけで、ホテヘルは非常に都市的な文化なのです。これからホテヘルに行くときは自分のおちんちんのことをシティボーイって呼びましょうね。
さてさて、しかし都市だからと言ってホテヘルが流行るわけでもありません。ホテヘルが隆盛するに至るにはもう1つ重要な条件があって、それは店舗型風俗に対する規制の強化です。2000年代初頭に、まずは大阪で違法な店舗型風俗が摘発され、次に東京で石原東京都知事時代に、歌舞伎町浄化作戦という標語で有名な治安改善により、店舗型風俗は壊滅的な打撃を受け、受付所のみを設置してプレイはラブホテルにする〝ホテヘル〟が根付いたのです。
このようにして考えると、〝ホテヘル〟というのは、既存の秩序が崩壊した後の都市の世界に現れた業態であることがわかります。そして、そこでは男女を中心とした愛がテーマとなり、日々素股が行われています。
「秩序が崩壊した後の都市、そして愛」というのは、まさに新世紀エヴァンゲリオンが取り扱ったテーマですね。そのような観点から考えると、なぜホテヘルが〝女の子にお金を払わなくてよい〟ことを強く打ち出しているかということを、深く理解することができるようになります。先に挙げた「女の子にお金を渡す気まずさを無くすため」というのは表向きの理由で、おそらく真の理由は「人類補完計画」にあります。
弱い生き物である人間は、脆い自我を守るためにATフィールドを張らずにはいられないわけですが、新世紀エヴァンゲリオンの「人類補完計画」では、エヴァを触媒にしてアンチATフィールドを展開させることで、魂と肉体の解放により、人類を神と等しい高次元の生命体に進化させることを目的としています。
もうお気づきかと思いますが、ホテヘルにおける〝ATフィールド〟とは何かというと、〝お金〟なんですね。風俗客や風俗嬢は〝お金〟を介することによって、自分の自我を守っているわけです。しかし〝ホテヘル〟は「人類補完計画」を目的としているので、このお金のやりとりを無くしちゃうわけ。そのことによって、風俗客と風俗嬢の魂と肉体を解放させ、人類を神と等しい高次元の生命体に進化させることを目的としているんですね。
というわけで、〝ホテヘル〟が非常に都市特有の文化で、実は新世紀エヴァンゲリオンをモチーフにしていて、「人類補完計画」を企んでいることがわかったと思います。なぜホテヘルが非合理的なシステムを採用しているかという問いが問題だったわけですが、それは「人類補完計画」のためなのです。
エヴァンゲリオンの綾波レイのコスプレを用意しているお店は結構あり、たまにラブホテルにも綾波レイのコスプレがあります。「綾波」っていう源氏名のホテヘル嬢を呼んで綾波レイのコスプレをさせて、「あ、綾波ぃぃいぃぃいいいいいいいいいいいっ!」って高い声で叫びながら素股をするのが、最もホテヘルのモチーフに合ったオシャレな遊び方なので、是非お試しあれ。
風俗ライフハック① 女の子とちんちんの食感の話をしよう
こんばんは、25歳素人童貞です。
いつもは人生において全く役に立たないことをブログに書いておりますが、たまには民衆の役に立つことも書いてみようと思わないこともないので、風俗のライフハックについて書いていこうと思います。今日はね、風俗嬢と楽しく会話をしたいけど話題が思いつかない方にお勧めのライフハックです。
先月、初めて男の娘ヘルスに行き、気づかない内に「素人童貞」だけでなく「素人処女」にまでなってしまったいた25歳素人童貞であります。
上の記事を読んで頂ければわかるのですが、人生で初めて他人様のちんちんを舐めました。俗にいうところの、フェラチオです。ちんちんの食感は、あまりにもちんちんとしか形容ができないほどにちんちんで、他の何物にも代えがたいものでありました。言葉で無理やりにでも表現するのならば、ホュヨホュヨとでも言うべき食感です。
このホュヨホュヨという言語的表現は、そこそこの共感を呼ぶことができました。これまで数々のおちんちんを舐めてきた女性の方からも共感をして頂き、とりあえず私の妄言ではないということを理解して頂けると信じております。
ちんちんの食感を知ってからというもの、ピンサロやデリヘルを利用した際のプレイ終わりのピロートークで「ちんちんの食感ってサァ...」と、ちんちんの食感についての話を切り出せるようになったのですが、これは善い会話になることがわかってきました。
とても不思議なことでありますが、私たち日本人はちんちんの食感についての共通言語を持っていません。たとえば、エビチリだったら「プリップリッ」、オムライスだったら「ふわとろ」など、食感を共有できる言葉というものを日本人は歴史的に形成してきたわけですが、ちんちんに関してはそういった言葉はありません。少しその場で考えてみてください。貴方はちんちんの食感を言葉にできるでしょうか?恐らく、できないのではないかと思います。原因は、これまでの日本人の怠慢です。
表現できる言葉はないけれども、フェラチオをしてきた風俗嬢はちんちんの食感についての経験はもちろん豊富です。経験はあるにも関わらず、それを語るべき言葉を持たない状態というのは、つまるところ孤独なのであります。もちろん、その風俗嬢が孤独なのだと言いたいのではありません。1人の風俗嬢の中には、家族の中の自分や、恋人と一緒にいる時の自分、風俗の待機所で待機してる時の自分など、複数の自分があると思います。その中で、〝フェラチオでちんちんの食感を感じている時の自分〟というのが、圧倒的な孤独を抱えているのです。災難なことに、〝フェラチオでちんちんの食感を感じている時の自分〟が孤独であるということにすら気づいていない風俗嬢が大半です。かわいそうです。救ってあげなければなりません。
だからね、プレイ終わりのピロートークで
「ちんちんの食感ってサァ...」
って切り出してあげると、もう、これまでに見たことがない表情を見せてくれる風俗嬢が多いです。
「よくよく考えてみるとさ、ちんちんの食感について話す人っていなくない?」
とか言って、〝フェラチオでちんちんの食感を感じている時の自分〟が実は孤独であったことに気づかせてあげるのも非常に善い方法です。孤独だと気付かせた後にすかさず、
「ちんちんの食感ってさ、他の何かで代替できないよね。ちんちんの食感はちんちんの食感としかいいようがない(キリッ」
って立て続けにまくしたてると、もう太陽のような笑顔を見せてくれます。そこで
「ちんこの食感ってさ、〝ホュヨホュヨ〟だよね!!!」
って最後に決め台詞を言ったならば、もうどんな風俗嬢もイチコロです。風俗嬢の方も僕がお客さんであることを完全に忘れてしまっていると思います。おそらく、〝ちんこの食感を語ってきた人〟に見えてると思います。かけがえのない関係性ですね。
これは、孤独と気づかせてからの共感という、マルチ商法とか宗教の勧誘で典型的な話芸ですけど、驚くことに、ちんちんの食感の話で熱く共感できてもその先に何もありません。もう、びっくりするほど何にも繋がらないです。「で?」ってなります。
でもね、ちんちんの食感について話を始めた時に、風俗嬢のキラキラとした一瞬の笑顔を見ることができると、今日は善い日だったなぁ、って思えます。
風俗のライトサービスの何がよいのか。27歳素人童貞さんへの回答。
こんばんは。25歳素人童貞です。
Twitterで質問箱をやってますが、来た質問で応えてるのは3分の1くらいで、残りは具体的な店舗名が出てきて応えにくい質問だったり、超どうでもいい質問だったりがほとんどです。なかでも超どうでもいいのが
「本当は素人とヤったことあるんじゃないんですか!?」
という質問です。これ、意外にも結構来ます。冴えない25歳サラリーマン男性のSEX事情なんてどうでもいいだろと心底思うのですが、いつの間にか
「恋愛しません!」
と自分に制限をかけてるアイドルみたくなってしまっています。別に吾輩は
「素人とSEXしません!」
なんて決意を表明して生きているわけではないですからね。ただただできないんですよ。これまでもそうだったし、これからもそうだろう、というだけのお話であります。
閑話休題、この前、27歳素人童貞さんから以下のような質問が届きました。
最近、「23歳素人童貞です」「25歳童貞です」「26歳の処女です」って、なぜか聞いてもいないのに自分の性的な立ち位置を宣言してから質問をしてくる人が増えています。
自分の性的な立ち位置がアイデンティティになってしまっているようですが、皆さんお頭の方は大丈夫でしょうか?そんなことがちょっと心配な、25歳素人童貞です。
27歳素人童貞さんの質問に戻りましょう。質問は、お風俗のライトサービスの良さがわからないということでした。
最近、女の子のサービスが軽めなライト系の風俗が割と流行っております。ただただ女の子にオナニーを凝視してもらうくらいライトなものとか、女の子のプレイ範囲に制限がかけられてるエステとか。そういうお店は、お客さんが女の子に触れることができるのはおっぱいだけとか、おっぱいかお尻かどっちかとか、服の上からならOKとか、キスはダメとか、そういうのが割と細かく決まっております。ワイ氏もライトサービスのお店ばかりに行っているというわけでもないですが、ライトサービスのお風俗は普通に楽しいところです。
ワイ氏、昔から不思議に思うというか、人生って不憫なものだなぁって思っていたことがあるのですが、例えば、中学生の頃に、目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか。ちょっとわかりづらい表現をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、同級生の女の子や女の先生の胸がチラッと見える瞬間ってあるじゃないですか。コンプライアンスを意識しすぎたがために「中学生の頃に目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか」なんて、ファンタジーな表現をして混乱させてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。例えば、夏の暑い日とかに、薄着の女の子が目の前にいて、おっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか。そういう時に、「あ~、触れたらなぁ」とか「あ~パフパフできたらなぁ」って、欲望するわけですよ。おっぱいを。そんで、中学生なんかの頃は、この「あ~、触れたらなぁ」と欲望している自分の状態は、満たされていないというか、敗者だと思ってたわけです。だって、触れないんだもん。幸か不幸かで言えば、不幸なんです。触れた方が、幸せに決まっているんですよ。そんで、これは風俗でも風俗じゃなくてもいいと思うんですが、大人になって実際におっぱいを触ってみてどうなのかって言うと、相当おっぱいにフェティシズムを持っている人でなければ、実際に触れてみてもそこまで幸せなことでもないなぁ、ということを知るのです。もちろん初めておっぱいを触った時は、初めてということもあって感動も凄まじいのですが、そのうち触っても大したことないというか、想像を超えるものは世界にそんなにないということが、わかるようになってくるわけです。でも不思議なことに、それ以降も、目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたら「あ~、触れたらなぁ」とか「あ~パフパフできたらなぁ」って、またあの欲望が、高い鮮度を保ったまま生じるわけですよ。
それはもちろん、子供の頃に限った話というわけではなく、大人になってもそうです。おっぱいの谷間を見れば「あ~パフパフできたらなぁ」と思うし、お風俗嬢のプロフィールを見れば、すぐにお風俗に行きたくなるわけです。
欲望は、満たせば幸せになれるものというわけではない、それを理解できたとしても欲望は、そういう理性的な考えとは少し違ったところから、半ば勝手に湧いてきてしまうわけです。最近、そのことを普通に認識できてきたことが、子供の頃とは変わったことだなぁと思います。「欲望は満たせた方が必ず幸せだ」と、素朴に信じることは年を取ってからの方が難しい。
別に、ライトサービスのお風俗だけが、この人間の面倒くさい欲望の在り方にマッチしているとまでは言いませんが、この人間の面倒くさい欲望の在り方をキャッチーに掴んでいる業態だなぁ、と思います。
例えばライトサービスのエステ店で、目の前にTバックの女の子のお尻があるのに、触れてはいけないとか、女の子が頬にキスはしてくれるのに、決して唇にキスをすることができないとか、「あ~お尻触りたいなぁ~」「あ~キスしたいなぁ~」って欲望を生じさせておいて、更に相手に応えるのではなく、生じさせた欲望は生じさせたままにしておくみたいな。実際にそのままお尻を触ったりキスをできるって状況よりも、欲望を生じさせたままにされた方が興奮するということが、往々にしてあるわけです。実際にワイ氏の場合は、そういう時の方が興奮度が高くなりやすいです。秒速で1億円稼ぐ男・与沢翼みたいに、秒速で1ml射精する男になることができます。
ライトサービスのお風俗の良さは、そんなところにあるのかなぁって、個人的には思います。
中学生や高校生の頃の自分に、
「お前が不幸だと思ってるその欲望しているだけの状況、実はめっちゃエロいぞ!」
って伝えてあげたいですが、到底、信じてもらえないでしょうね。
風俗シャワー対談② アンダーヘアを洗う際に「シャンプーしようね♪」というデリヘル嬢
こんばんは、25歳素人童貞です。
こんばんは、25歳愚息です。
言われてみれば、私たち同い年ですね。
ちんちん。
今日もね、
風俗におけるシャワーの話をしましょうよ。
よいですよ。
前回は、デリヘル嬢とのシャワー中に勃発する〝包皮剥くか戦争〟についてお話しましたね。
あれは、深刻な話でしたね。
やっぱね、素人店の女の子はサービスが洗練されていない分、予想の斜め上のお茶目な振舞いをしてきやすいところに風情を感じますよね。
ちんちん。
1年前も、吾輩と愚息くんの両方に話かけてくる女の子とデリヘルで出会ったよね。
あれは、池袋東口の『パークサイドホテル』だったね。
20年前は、TOKIOの長瀬智也主演の『池袋ウエストゲートパーク』なんて池袋西口を舞台にしたドラマが流行っていたけど、今は池袋東口の『池袋パークサイドホテル』の方がトレンディだよね。
本当にパークのサイドにホテルが位置してるところが好感度高いよね。
うん。まぁ、公園の隣は開放的で人通りが多いという理由で「パークサイドホテルはNGです」ってデリヘル嬢もいるんだけどね。
パークサイドホテルにデリヘル嬢を呼んだときのマスク率の多さは目を見張るものがあるよね。おそらく「人に見られやすいこんなとこに呼ぶんじゃねぇ」って私たちに対するメッセージでもあるんですよ、あのマスクは。
素股で~♪ イかせた後~♪
着替え、帰りの準備できると~♪
いつも~♪ 大きいマスク~♪ すぐに装着~♪
〝呼・ぶ・な・ク・ソ〟のサイン~♪
て、ドリカムも歌い出すレベルです。
ちんこ~♪ 何年勃っても~♪
こうして~♪ 変わらぬ気持ちで~♪
パ~ク~♪ サイドホテル~♪
あな~た~とだから~♪
そこまでわかって呼んでたらもうクソ客だね。
何度でも♪ 何度でも♪ 何度でも♪
勃ちあがりっ♪ 呼ぶよぉ~♪
もうドリカムネタはいいよ。
はい。
1年前、パークサイドホテルでデリヘル嬢呼んだら、偶然にも世界エイズデーの日で、隣の公園で池袋エイズフェスやってたのも味わい深かったね。
デリヘル嬢と一緒にホテルを出て
「なんかお祭りやってるね」
「なんだろうね」
とか話しながら近づいてみたら、池袋エイズフェスだったんだよね。
・・・
・・・
そろそろシャワーの話でもしよっか。
そうだね。吾輩と愚息君の両方に話しかけてくれるデリヘル嬢の話をしようとしてたんだよね。
あの子は良かったよね。
吾輩のアンダーヘアを洗う時に
「シャンプーしようね♪」って言ってたところが、最高に可愛かったよね。
うん、あの子は本当にいい子。
「シャンプー」ってのはね、自然にちんこ目線になれる子じゃないと絶対に言えない。
確かに。そう言われてみると〝アンダーヘア〟って言うのは、素朴に人間中心主義的な態度から出てくる言葉だよね。失言でした。
そうそう。人間である貴方たちは一体何の資格があって〝アンダー〟と言っているのか。僕から見たら、〝アンダーヘア〟は決して〝アンダー〟にはない。それは〝トップ〟にある。果たして、人間はそのことにどのくらい自覚的なのだろうか。それを洗う際に「シャンプー」と言える感性はどのくらいあるのだろうか。
これは根深い問題だね。。。人間はどのくらい自分の自我という立ち位置から脱して物事を考えることができるのか。古来から宗教や哲学で問われてきた問いですね。
例えばキリスト教では「隣人を愛せよ」という有名なフレーズがあるけど、あの言葉も人間がどのくらい自己中心主義から脱することができるかがテーマになっている。
う~ん、それでも「隣人」ってのもあくまで人間目線だからなぁ。「シャンプーしようね♪」って言ってくれたあのデリヘル嬢は、この愚息である僕を、つまり「隣チン」を愛してくれた。
愛ですね。
愛です。
そう言われてみると、確かに、あの子はちんこの声が聴こえるタイプの子だったように思います。
乳首触られてる時に僕が勃ったら
「あ、気持ちいいんだね♪」
って、僕に向かって言ってくれる子だったよね。
あまり愚息君とだけ話をされると、吾輩が寂しくなっちゃう時もあるんだけど、あの子は
「ごめんごめん、ちんことばかり喋っちゃって」
って、吾輩のことも相手にしてくれる子でした。
ほんと、いい子だね。
ちんこと会話ができる女の子にも2種類いるよね。人間のことが嫌いで、その反動としてちんちんと〝しか〟コミュニケーションを取ろうとしない子と、人間とコミュニケーションを楽しみながら、ちんちん〝とも〟コミュニケーションができる子。
それは凄く感じるね。人間嫌いで僕としか会話してこない子というのは、恋人とうまくいってない時だけ友達をやたらに遊びに誘う人みたいな、節操のなさを感じるよね。
愚息君って、けっこう感受性が豊かだね。
でしょ。
うん。まぁ、ちんこと〝しか〟会話をしない子であっても、やっぱちんこと会話ができるってのは、それはそれで凄い能力なんだよ。
そうだね。滅多にいないからね。私たち〝ちんこと会話できる女の子業界〟も、慢性的な人材不足に悩まされています。
人材不足解消のために、日本も移民政策を見直す時期にきているよね。それに、ちんこの声が聴こえたとしても、それは若い時期の一瞬の感受性の豊かさ故であって、大人になったら聴こえなくなっちゃう子も多いからね。
「魔女の宅急便」のキキが、思春期の通過儀礼を終えたら、突然に黒猫のジジの声が聴こえなくなってしまったのと似てますね。
うん。あれは切なさがあったよね。
大人になるってのは、ちょっと切ないね。
~たぶん③に続く~
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