風俗のライトサービスの何がよいのか。27歳素人童貞さんへの回答。
こんばんは。25歳素人童貞です。
Twitterで質問箱をやってますが、来た質問で応えてるのは3分の1くらいで、残りは具体的な店舗名が出てきて応えにくい質問だったり、超どうでもいい質問だったりがほとんどです。なかでも超どうでもいいのが
「本当は素人とヤったことあるんじゃないんですか!?」
という質問です。これ、意外にも結構来ます。冴えない25歳サラリーマン男性のSEX事情なんてどうでもいいだろと心底思うのですが、いつの間にか
「恋愛しません!」
と自分に制限をかけてるアイドルみたくなってしまっています。別に吾輩は
「素人とSEXしません!」
なんて決意を表明して生きているわけではないですからね。ただただできないんですよ。これまでもそうだったし、これからもそうだろう、というだけのお話であります。
閑話休題、この前、27歳素人童貞さんから以下のような質問が届きました。
最近、「23歳素人童貞です」「25歳童貞です」「26歳の処女です」って、なぜか聞いてもいないのに自分の性的な立ち位置を宣言してから質問をしてくる人が増えています。
自分の性的な立ち位置がアイデンティティになってしまっているようですが、皆さんお頭の方は大丈夫でしょうか?そんなことがちょっと心配な、25歳素人童貞です。
27歳素人童貞さんの質問に戻りましょう。質問は、お風俗のライトサービスの良さがわからないということでした。
最近、女の子のサービスが軽めなライト系の風俗が割と流行っております。ただただ女の子にオナニーを凝視してもらうくらいライトなものとか、女の子のプレイ範囲に制限がかけられてるエステとか。そういうお店は、お客さんが女の子に触れることができるのはおっぱいだけとか、おっぱいかお尻かどっちかとか、服の上からならOKとか、キスはダメとか、そういうのが割と細かく決まっております。ワイ氏もライトサービスのお店ばかりに行っているというわけでもないですが、ライトサービスのお風俗は普通に楽しいところです。
ワイ氏、昔から不思議に思うというか、人生って不憫なものだなぁって思っていたことがあるのですが、例えば、中学生の頃に、目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか。ちょっとわかりづらい表現をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、同級生の女の子や女の先生の胸がチラッと見える瞬間ってあるじゃないですか。コンプライアンスを意識しすぎたがために「中学生の頃に目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか」なんて、ファンタジーな表現をして混乱させてしまったことを、ここにお詫び申し上げます。例えば、夏の暑い日とかに、薄着の女の子が目の前にいて、おっぱいの谷間が見えたとするじゃないですか。そういう時に、「あ~、触れたらなぁ」とか「あ~パフパフできたらなぁ」って、欲望するわけですよ。おっぱいを。そんで、中学生なんかの頃は、この「あ~、触れたらなぁ」と欲望している自分の状態は、満たされていないというか、敗者だと思ってたわけです。だって、触れないんだもん。幸か不幸かで言えば、不幸なんです。触れた方が、幸せに決まっているんですよ。そんで、これは風俗でも風俗じゃなくてもいいと思うんですが、大人になって実際におっぱいを触ってみてどうなのかって言うと、相当おっぱいにフェティシズムを持っている人でなければ、実際に触れてみてもそこまで幸せなことでもないなぁ、ということを知るのです。もちろん初めておっぱいを触った時は、初めてということもあって感動も凄まじいのですが、そのうち触っても大したことないというか、想像を超えるものは世界にそんなにないということが、わかるようになってくるわけです。でも不思議なことに、それ以降も、目の前に綺麗なおっぱいの谷間が見えたら「あ~、触れたらなぁ」とか「あ~パフパフできたらなぁ」って、またあの欲望が、高い鮮度を保ったまま生じるわけですよ。
それはもちろん、子供の頃に限った話というわけではなく、大人になってもそうです。おっぱいの谷間を見れば「あ~パフパフできたらなぁ」と思うし、お風俗嬢のプロフィールを見れば、すぐにお風俗に行きたくなるわけです。
欲望は、満たせば幸せになれるものというわけではない、それを理解できたとしても欲望は、そういう理性的な考えとは少し違ったところから、半ば勝手に湧いてきてしまうわけです。最近、そのことを普通に認識できてきたことが、子供の頃とは変わったことだなぁと思います。「欲望は満たせた方が必ず幸せだ」と、素朴に信じることは年を取ってからの方が難しい。
別に、ライトサービスのお風俗だけが、この人間の面倒くさい欲望の在り方にマッチしているとまでは言いませんが、この人間の面倒くさい欲望の在り方をキャッチーに掴んでいる業態だなぁ、と思います。
例えばライトサービスのエステ店で、目の前にTバックの女の子のお尻があるのに、触れてはいけないとか、女の子が頬にキスはしてくれるのに、決して唇にキスをすることができないとか、「あ~お尻触りたいなぁ~」「あ~キスしたいなぁ~」って欲望を生じさせておいて、更に相手に応えるのではなく、生じさせた欲望は生じさせたままにしておくみたいな。実際にそのままお尻を触ったりキスをできるって状況よりも、欲望を生じさせたままにされた方が興奮するということが、往々にしてあるわけです。実際にワイ氏の場合は、そういう時の方が興奮度が高くなりやすいです。秒速で1億円稼ぐ男・与沢翼みたいに、秒速で1ml射精する男になることができます。
ライトサービスのお風俗の良さは、そんなところにあるのかなぁって、個人的には思います。
中学生や高校生の頃の自分に、
「お前が不幸だと思ってるその欲望しているだけの状況、実はめっちゃエロいぞ!」
って伝えてあげたいですが、到底、信じてもらえないでしょうね。