プロフィール

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26歳素人童貞 a.k.a 素童

T179 B92(A) W73 H89

血液型B
出身地栃木
性格つらい
好きな食べ物カレー
好きな飲み物イソジン
マイブーム逆指名カードを貰いに行くこと
ファーストキスの味は?イソジン
初体験のシチュエーション小山セクシービーム
チャームポイントやくみつる似の顔
店長からのコメント
2018/11/10(土) 風俗エッセイ
『昼休み、またピンクサロンに走り出していた』が発売されました。全然売れないです。
店長からのコメント
完全業界外未経験の正真正銘の素人童貞です。
『日暮里駅前クンニ塾』で100点中45点を叩き出した子です。
スケジュール
9/2(月) 9/23(火) 9/4(水) 9/5(木) 9/6(金) 9/7(土) 9/8(日)
 10:00 ~ 18:00   10:00 ~ 18:00   10:00 ~ 18:00   10:00 ~ 18:00   大久保で飲み会   母親が来る   CoCo壱 

2018年の締めは昼休みピンサロダッシュ

 こんばんは。26歳素人童貞です。12月31日も圧倒的孤独です。

 
 12月26日の水曜日、久しぶりに昼休みにピンクサロンに走ってきました。おそらく、年末なのに仕事が立て込んできたことや、クリスマスを孤独に過ごしたことの反動によって走り出してしまったのだと、今では回想しております。もちろん、『昼休み、またピンクサロンに走り出していた』という本を出版できたこと、出版やイベントに協力してくれた方々への感謝の念もあります。様々な気持ちと、様々な経緯があり、今年の風俗は昼休みピンクサロンで締めよう、そう決めました。オフィスの自席を離れて走り始めようとした時、職場の仕事のできる同い年の同期が「今日、社長に昼ごはん誘われた~」と私に言ってきて人生の格差を感じたことも、今回の昼休みピンサロダッシュの香ばしいスパイスになりました。
 
 前回、昼休みにピンクサロンに走り出したのは今年の8月でした。その際はチャットモンチーの「風吹けば恋」を聞きながら走ったら、自分の振舞いと歌詞がフュージョンする体験を得ました。
 


 人間というものは1度成功すると、似たような体験を求めてしまいがちです。今回も自分の振舞いと歌詞のフュージョンを求めて、いかにもフュージョンが起こりそうな、ももいろクローバーZの「走れ」を聞きながら走りました。
 
笑顔が止まらない 踊るココロ止まらない
動き出すよ 君の元へ 走れ! 走れ! 走れ!
 
 無理やり歌詞に合わせようとしたあまりに、独りで笑顔が止まらなくなりながらピンサロに走り出すサラリーマンになってしまい、一度成功を味わった人間というものはこんなにも簡単に愚かな姿になってしまうものなのかと、私はすぐにイヤフォンを外しました。
 
 今回の昼休みピンサロダッシュは、信号に引っ掛かったこともあり、オフィスを出てから1店舗目のピンサロ到着までに6分以上の時間を費やしてしまいました。前回までは常に自己ベストを更新し続けており、最速で4分台であったことを覚えています。
 昼休みピンサロダッシュの速度は落ちてしまいましたが、しかし、昼休みにピンクサロンに入ることの成功率は劇的に向上しました。前回は4分台で到着したものの、店頭に大学生の行列ができていたため入店を諦め、そのまま吉野家に直行してしまいました。しかし今回は、1つ目のピンサロでは前回と同じく行列ができていたので諦めましたが、すかさず次の店舗を目指し、別のピンサロに入店することに成功しました。また、それはただ単に「2店舗目も考慮していた」というだけではありません。私は、3店舗目、4店舗目も初めから考慮に入れて走れていました。前回は、1店舗ダメだったから吉野家に入ってしまいましたが、今回は4店舗目まで走るイメージができた上での2店舗目への入店でした。忙しい日々の中で、確かな成長を実感しております。
 
 ピンサロというものは、HPの割引ページを受付で見せれば1000円割引になる店が多いものです。しかし、今回突入した2店舗目のお店はHPの割引ページを印刷してこなければならないお店でした。初めてこのお店を利用した際、割引ページをiPadの画面で受付のお兄ちゃんに見せた時は、
 
これ印刷してこなきゃ駄目なんすよ~っ
 
と言われ、非常に悔しい思いをした経験があります。その次に印刷をして持って行った時は、
 
いやぁ~、今は他のイベント中なんで、それ使えないっすね
 
と言われました。そんな数々の失敗経験がある中、今回もセブンイレブンで割引ページを印刷して受付に提示しました。
 
いやぁ~、いま年末なんで、それ使えないっすね
 
 今回もまた、ダメでした。
 

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 仕方がないので、フリー6000円で入って、すぐに案内をしてもらうと、ショートヘアで落ち着いた性格の、ちょうどいい感じにバイト感覚でピンサロをやっているような女性がやって来ました。ただのバイト感覚ではなく、いい感じにバイト感覚というのは、やる気はそんなに無さそうだけど、心のバリアは無さそうな、人間味の溢れている感じです。

 

「今日は仕事?」

「うん、仕事だよ」

「あ~、年末だから午前中で終わりとか?」

「いや、仕事納めまだだから、普通に終日仕事だよ」

「営業の外回りのついでとか?」

「いや、デスクワーク。ただの昼休み」

「フンッ」

 

 私は、こういったピンサロ嬢の反応が心底好きでたまらないです。仕事がない人、仕事が休みの人、学生、営業で外回り中の人、いろんな人が昼の時間帯にピンサロに来るようですが、1時間しかない昼休みに来るデスクワークのサラリーマンは本当に稀なようで、心の底から鼻で笑ってくれます。かけがえのない表情です。

 

 少し会話をした後、Yシャツと、スーツのズボンと、靴下と、それから中に着込んだヒートテックを上下共に脱いで、裸になります。ピンサロ嬢の方は、いい感じにバイト感覚でやってる子なので、当然のように何も服を脱ぎません。おしぼりでちんちんを拭かれて、手コキをされながら、ひたすら下着の上からピンサロ嬢のお尻を触ります。

 

「いいお尻してるね」

「そう?」

「なんか運動してたでしょ」

「うん」

「これは運動してる人のお尻だからね」

「そんなのわかるの!?」

「わかるよ」

「何が違うの?」

「運動してる人はね、お尻を揉んだ時に、内側から戻ってくるものがあるよ」

「え~、今まで何人のお尻を揉んできたの~!」

「デュフフ。アッ」

 

 お尻を揉みながら喋っていたら、あっさり発射させられてしまいました。

 

「名刺書いてくるから待っててね」

 

 ピンサロ嬢は着衣のままプレイをしていたので、ちんちんをおしぼりで拭いた後すぐに名刺を書きに待機室へ向かってしまいました。その間に私はヒートテック上下2枚ずつと、Yシャツとズボン、それから靴下を再び身につけ、ネクタイを締めます。しかし、右足の靴下が見つからなくなってしまいました。ピンサロの店内は暗く、靴下も黒かったので、ソファの上を手で弄るように探したのですが見つからず、焦っているとピンサロ嬢が戻ってきました。

 

「どうしたの?」

「靴下が見つからないんだ」

「えー」

 

ピンサロ嬢もソファの上を手で弄りながら探してくれます。

 

「見つからないでしょ」

「うん、ここにないってことは、たぶん貴方が身に着けてるんだよ」

「そうだね、ヒートテックを着なおした時に、靴下がどこかに巻き込まれてるのかもね」

「そうだよ、大丈夫。貴方は靴下を身に着けてるから、大丈夫だよ」

 

そう言われながら手を引かれ、出口まで送ってもらいます。

 

「お仕事、頑張ってきてね」

 

まるでドラマに出てくる嫁のようなセリフと共に、襟元とネクタイの位置を直してもらい、そのままお店を出て職場へと歩を進めました。職場へ帰る途中、ピンサロ嬢から貰った名刺を手に取りました。

 

「今年はどんな年だったー? また来年おいでよ」

 

そんな言葉が書かれていました。

 

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 今思えば、年末に「今年はどんな年だったー?」と聞いてくれるような人が近くにいない人生だったので、少し感動しました。せっかくピンサロ嬢がそんなことを聞いてくれたので、今年を振り返ろうと思います。風俗に行った話はブログ記事にしてあって振り返るまでもないので、それ以外のことで。

 

 

タモリ倶楽部がオンエアされた

 今年の1月に「痴の巨人 デリヘル・ビッグデータをついに解析!?」がオンエアされた。デリヘル嬢の紹介文を分析して、ランカー嬢とそうでない嬢の紹介文の違いをブログにまとめたら、初期アイコンの怪しいTwitterアカウントから「タモリ倶楽部の番組スタッフです」 って連絡が来たので話に乗っかってみたら、本物でビックリした。タモリさんに実際に会えるという話であるなら、そりゃ迷うことなく行くでしょという気持ちになった。

 この前『水曜日のダウンタウン』という番組で、日本人に最も知られている日本人は誰かという調査をしていたけれど、1位がタモリさんだった。

 

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 世界大戦後の人口爆発の後の世界で、最も日本人に知られている日本人であるということは、日本史の中で考えてもタモリさんほど同時代の日本人に知られて生きてきた人はいないというわけだ。そもそも昔は日本人自体が少ないわけだし。そういった意味で、動く歴史と出会って会話をすることができたという気がして感動だったし、とにかく畏れ多かった。番組がオンエアされても、会社の人や家族にバレなくて良かった。

 

電動自転車買った 

 YAMAHAの電動自転車を購入した。今年で一番よい買い物だったかもしれない。

YAMAHA(ヤマハ) 2018年モデル PAS BraceXL

 

 例えば池袋の場合、徒歩だったら風俗店の受付所やラブホテルまでに15~20分かかっていたところ、5分くらいで到着できるようになった。電動じゃない自転車だと自転車を漕ぐにも労力を使わなければならない面倒くささがあるけど、電動自転車はほぼ労力いらずに勝手に走ってくれるので本当に尊い。何より漕ぎ始めがスムーズなのがよい。普通の自転車だと、信号で止まる度に労力のいる漕ぎ始めが発生するが、電動自転車は漕ぎ始めも労力いらずなのがよい。ポケモンの自転車と同じ感覚。だって、ポケモンの自転車は漕ぎ始めもスムーズでしょう。電動自転車を買うと、ハナダシティで自転車を貰った後の世界くらいに人生の快適さが変わった。

 

風俗経営者の知り合い&新宿で飲む機会が増えた

 Twitterから知り合ったり、知り合いを紹介してもらったりして、風俗経営者の知り合いが増えた。私みたいなアイデンティティのふわふわした謎の立場の人間とも仲良くしてくれる風俗経営者の人って、性格がねじくれてる変な人が多くて面白い。あと、基本的に皆さん年上で私より遥かにお金を持っているので、いつもご飯を奢ってくれる。ご飯を奢ってくれない風俗経営者を見たことがない。私は風俗に行くのに必死でお金がないので、飲み代を奢ってくれるのは本当にありがたい。感謝してもしきれないので、いつも感謝しないようにしている。

 飲む場所は、新宿が多くなった。今まで新宿で飲む機会なんてゼロだったけど、急速に新宿で飲む機会が増えた。

 

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 ブログのアクセス元を見ると、実は新宿からのアクセスがダントツで多かったりするので、新宿で飲むというのは思想的に考えると正しいのかもしれない。それにしても私のブログだから新宿からのアクセスが多いのか、それとも一般的にブログというものは新宿からのアクセスが多いのか。他のブログの事情を知らないので、ブログに詳しい人、教えてください。

 あと、風俗経営をしているような人は夜型の生活を送っている人が多いので、深夜から始まって朝まで飲むことが多くなった。そのせいで生活が乱れて、口内炎が発生する機会がめちゃくちゃに増えた。

 

結婚する人が現れた

 「素人童貞が私のブログをリツイートしたことによって今の旦那が私の存在を知った」と言い出す元風俗嬢が現れた。ネット上の出会いのきっかけになれた。そのおかげで一度ご飯を奢ってもらいましたが、結婚は一大イベントなので、一度ならず、二度も三度も奢っていただきたい。

 

 

 ご結婚おめでとうございます。

 

本を出版した

 

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昼休み、またピンクサロンに走り出していた

 

 ヒッピーみたいな身なりの、何を考えているのかよくわからず、仕事ができるのかできないのかもよくわからない、本当にアイデンティティの不安定な編集者の方がTwitterのDMで連絡をくれ、本の出版をしてくれた。自分のブログが本になるとは全く思っていなかったので、こういった機会をくれ、とてもありがたかった。担当編集者さんとは何度か飲んだけど、結局、何を考えているのかよくわからず、見ているだけで面白い人だった。急にこの意味不明な販促動画を作ってくれたのだけど、この動画の掴み所のない奇妙な感じが、担当編集者さんの全てを表してる気がする。

 

 

 本に関しては、Amazonのレビューよりも、読書メーターの書評よりも、風俗嬢の方々に写メ日記で取り上げてもらった機会が圧倒的に多く、出版前には想像もしていないことだったので嬉しかった。出版前は担当編集者さんと「これ発売したら昼休みにピンクサロンに行く人が増えるんじゃないですかね!?」なんて話をしていたけど、そんな報告は今のところ一つもない。

 それと、本を出したら、今まで風俗の話をしていない人が風俗の話をしてくれるようになったり、今までただ風俗店や風俗嬢についての話しかしていなかった知り合いが、なぜ自分は風俗に興味があるか等のエモい話をしてくれるようになったりした気がする。

 

ロフトプラスワンでイベントやった

 

 

 無名な人間の出版記念イベントでロフトプラスワンほど人が収容できる箱を選ばなくてよかったのでは? という疑念が直前まで止まらなかったけど、当日は142人のお客さんが来てくれて良かった。普通のイベントだったら142人も来てくれるなら、「このイベント行きます!」「イベント行ってきました!」という報告がTwitterでたくさん流れるものなのに、風俗イベントだからかそういったツイートがあまり見られなかった。人はたくさん来たものの、一体どういう人が来たのかよくわからないまま終わっていった不思議なイベントだった。

 イベント内容としては、登壇者の方々が司会やトークを頑張ってくれ、ちゃんとイベントっぽくなってたので良かった。私は途中までトークを頑張ってた気がするけど、途中から登壇者の人たちが喋ってるのを見てるのが普通に面白くて、普通に笑って観戦してしまった。トークイベントに登壇するって割と難しいことなのだなと思った。

 

好きな漫画家や作家の人に会えた

 イベントで二村ヒトシさんを呼んでお話ができたり、その他にも本を出版した後に知り合いの方に漫画家さんや作家さんを紹介してもらえたのですが、悉く自分が大学生の頃に影響を受けていた人たちに実際に会うことができ、皆さん私の本を読んでくれて感想まで言ってくれたので、万々歳でした。本の売れ行きはそんなに良くないみたいなので、担当編集者さんや出版社には申し訳ない気もしますが、個人的には憧れていた人と話のできる機会が生まれたので本当に良かったです。

 

 

 ということで、今年は風俗以外で人と関わる機会が多い一年でした。私はあまり社交的な人間ではなく、気難しい部分もあって他人とうまくいかないことも多々あるので、上手に関わってくれている方々に感謝です。来年も適度に仕事をしつつ、風俗を楽しめればと思います。来年もどうぞよろしくお願いします。

 

 ちなみに、ピンクサロンで見つからなくなってしまった右足の靴下ですが、仕事が終わって家で小便をする時に、ヒートテックのズボンの中からポロっと出てきました。