VR風俗に行ってきた
こんばんは。25歳素人童貞です。
最近、VRを取り入れた風俗店がポツポツ誕生しております。今月には「回春性感マッサージ倶楽部」や「痴女性感フェチ倶楽部」で有名なスターグループさんが、風俗プレイ用のオリジナルVR作品と共にVR風俗をリリースし、いよいよVR風俗の本格化の幕開けといった感じがしてきました。
ということで、この波に乗るべく、25歳素人童貞もさっそくVR風俗を体験してみることにしました。スターグループさんのVR風俗は、宣伝を見る限りでは期待できそうなものなので、美味しいものは後に取っておいて、今回はホームページから微妙に怪しげなオーラを放っている秋葉原のVRオナクラ店「VR生カノジョ2.5」に行って参りました。
まずこの店の面白いところは基本プレイに「疑似セックス」が含まれていることです。もちろん無店舗型性風俗店での本番行為は違法ですが、VRの映像の中の人となら本番行為も可能ということです。そしてなんと、有料オプションとして1000円で「ゴーグル外しプレイ」があります。VR風俗店に行ってお金払ってゴーグル外しプレイするって、もう他のお店に行けよって誰もが突っ込みたくなりますが、女の子に聞いたところ「ゴーグル外しプレイ」のお客さんは普通に存在するとのことでした。世界は多様ですね。
コースとしては「着衣疑似SEXコース」と「生乳疑似SEXコース」の2つがあり、前者は女の子が着衣の状態、後者はトップレスでプレイをすることができるようです。アダルトVRの展示会なんかに行くと、限りなく本物のおっぱいに似せた模型を使いながらアダルトVRを楽しむ光景によく出逢いますが、ここは風俗。もちろん生乳を揉みながらVRを楽しむしかありません。
ということで「生乳疑似SEXコース」45分1万円に、ボディタッチのオプション2000円の総額1万2000円で予約をしました。
よく晴れた休日の夕方に、秋葉原駅へ降り立ち、予約をします。秋葉原駅昭和通り口から徒歩1分の、「メロディー」というレンタルルームに女の子が20分後に到着するということだったので、20分後にメロディーへ向かい部屋を取りました。
幸運なことに吾輩が部屋を取って丁度満席という順番だったのですが、そんなことを知らずに後ろで並んでたおっさんが部屋のチケットを購入したら愛想のよろしくない受付のおっちゃんが口悪く説教を始めたり、説教中のおっちゃんがいる受付の中からJK姿の女の子が部屋に派遣されていったりと、結構カオスなレンタルルームでした。
3畳くらいの狭くて暗い空間にマットがあるのみという簡素な部屋で待っていると、すぐに女の子がやってきました。
茶髪に黒縁眼鏡の20歳くらいの超絶自然体な女の子がやってきました
素童「はじめまして」
風嬢「はじめまして」
素童「これVRってどうやってやるんですか」
風嬢「ゴーグルにスマホ繋いで、ゴーグルつけんの。準備するから、服全部脱いで。」
もうね、自然体すぎて親戚みたいなノリの女の子です。
素童「脱ぎました」
風嬢「んじゃ、そっちの壁が頭で、脚こっち。そうそう、そんで脚を伸ばして」
女の子は薄型のTENGAにローションを注ぎながらそう言いました。
言われるがままにマットの上に仰向けで寝た状態になり、VRゴーグルを受け取ります。VRゴーグルをつけると中ではAVが流れていて、オナクラ嬢の女の子が薄型のTENGAを僕の男性器にはめ込み、シコシコシコシコ刺激し始めました。
「くっせぇち〇こだなぁ。くっさ。こーんなに勃ってるじゃねぇか、くっせぇち〇こがよ。ほら、脱がせてやるよ。」
VR映像はなぜかいきなり罵倒系のAVです。自分の意に反してVRの中のAV女優に罵倒され続けます。VRの中のAV女優さんは罵倒しながらパンツを脱がせている最中ですが、現実のオナクラ嬢がシコシコシコシコしてるので、パンツ脱がされてるだけなのにおちんちんに刺激があるという状況が出来上がりました。一応オナクラ嬢は手持ちのスマホで僕が見ている映像が見えているのですが、映像に合わせて刺激しようという情熱が感じられません。
「ほら、私のくっさいま〇こ。このくっさいま〇こ嗅ぐと興奮すんだろ、かげよ、私のくっさいま〇こ」
VR映像のAV女優のお姉さん、自分のま〇こまで「くっさいま〇こ」とか言い出しました。そんなに卑下しなくても。。。性嫌悪の方でしょうか。もちろん映像だけなので匂いはしません。AV女優のお姉さんはくっさいま〇こを僕に見せつけてるだけなのですが、その間もオナクラ嬢がずっとシコシコシコシコしているので、くっさいま〇こを見せつけられるだけの状態でおちんちんに刺激が走るという奇跡の現象が起こっています。
ようやくAVのプレイが進み、ついに乳首を責めながら手コキをするという段階にきました。ここくらいになると、オナクラ嬢も映像に合わせて乳首をクリクリしながら手コキをしてくれ、映像と刺激がマッチしてきました。と言っても、映像の中の男優の身体の向きが自分と違うので、没入感はそんなにありません。しばらく乳首責めと手コキのコンボを喰らった後、AV女優のお姉さんが
「ほら、私のくっさいま〇こ」
と言いながら、騎乗位の体勢になり、ついに疑似セックスに突入!!!と思いきや、なぜか素股!!!なんで素股のAVなんや!!!!!疑似SEXならぬ疑似素股!!!そもそも素股が疑似セックスなのに、さらにそれをVR技術使って疑似を重ねるなや!!!!!
心の中でそんなツッコミをしている間にもAVは流れていきます。
「ほら、お前、そのくっっさいち〇こ、自分でしごいてみろよ。ほら、しごけよ。」
素股も終わり、今度はオナニータイムに突入。VRのAVの中では自分の手で男性器をシゴキはじめますが、現実では相変わらずオナクラ嬢がずっとシコシコシコシコしごいています。「映像では自分の身体から伸びている手でオナニーしているのに、現実では自分の両手は全く動かしていない」という状況を統合的に理解するために「僕の身体には両腕の他に、気だけで動かせる腕がもう1本ある」と考えることにしました。これでなんとか乗り切ろうとしていると、VRの中の自分が射精しやがりました。もちろん「僕の身体には両腕の他に、気だけで動かせる腕がもう1本ある」なんて考えながらエッチな気分になることなんてできず、現実の僕は射精しないままそのAVは終わりました。
しばらくすると2つめのAVが流れ始めました。高校生役の男の子が、女性の家庭教師に乳首をいじられるAVです。それを第三者の視点で正面から撮影している映像です。25歳素人童貞、瞬時に理解しました。今回、俺はカメラマン役なんだな。女性の家庭教師が服の上から生徒役の男の子の乳首をいじります。その間も、相変わらずオナクラ嬢は映像に合わせる気もなく薄いTENGAでひたすらシコシコシコシコ。このようにして、僕はどこからかち◯こがシコシコされながらAVを撮影するカメラマンになりました。なぜかこのAVは3分くらいで中断され、次の映像が流れ始めました。
今度はアニメの映像で、エロゲーの一コマにありそうなものでした。学校の屋上のフェンスのところに、裸の女の子が3人お尻を突き出して並んでおり、右から順番に女性器に挿入して中出しをしていくアニメーションです。やっと疑似SEXの世界観がやってきました。アニメの中の男が挿入し腰を振っていくのに合わせて、オナクラ嬢の女の子も薄いTENGAをシコシコシコシコ。「あーーー、中に出しちゃらめぇえええ、汚いザーメェンがぁあ、らめぇえええ」というアニメの中の女の子の喘ぎ声に、それと連動するオナクラ嬢の手コキ。没入感も高く、本気で挿入している感が込み上げ、今日一番の射精感が湧いてきました。「らめぇえええええええええええ」と激しくなるアニメの女の子の喘ぎ声に合わせて、オナクラ嬢の手コキもヒートアップ。オナクラ嬢、今日一番いい仕事しているぞ!!!やればできるじゃないか!!!!!と思いながら、僕も映像に合わせて腰を振っていると、映像の中の男が発射!!!完全にはタイミング合わなかったけど僕も少し遅れて発射!!!!!できると思ったら、オナクラ嬢が急に手を止めやがった!!!!!するとオナクラ嬢がポンポンッ、と軽く手を叩いてきたので、ゴーグルをはずして目を合わせると
風嬢「イッた?」
素童「いや、イッてない」
風嬢「あ、やべっ、映像の方だった。勘違いした的な」
お前が映像と現実を間違えてどうするんだ!!!!!イッたのは映像の中のアニメの男や!!!VRゴーグルつけないでスマホで映像見てるだけなのに、どんだけ没入してんねん!!!!!
風嬢「もしかしてイキそうだった?」
素童「超イキそうだった」
風嬢「うそっ、ごめん」
素童「まだ時間大丈夫?」
風嬢「大丈夫、まだ15分くらいある」
仕切り直して、再びVRゴーグルをかけます。今度は何やら撮影距離が近すぎてよくわからない映像が映っています。だんだんとカメラが離れていき、ようやくわかってきました。ただのSEXシーンの映像です。ただのSEXシーンの映像を、めちゃくちゃ近距離で撮影している動画です。プレイ時間が進行していくに従って、映像がどんどんどんどん即物的なものになってきます。この映像も別に男性視点の映像でもないので、VR的な没入感はありません。しかし、別の意味での没入感がありました。
1995年に地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教は、信者に洗脳ビデオを見せていたことで有名です。ジャーナリストの江川紹子さんの著書『「オウム真理教」追跡2200日』によると「車で少し離れた別の建物に連れて行かれ、窓もない小部屋に入れられた。明かりは消され、入り口には見張りが立った。真っ暗なその部屋でビデオを見せられる。これが『バルドーの導き』と呼ばれる恐怖のイニシエーションの始まりだった。」とあります。
「少し離れた別の建物に連れて行かれ、窓もない小部屋に入れられた。明かりは消され、入り口には見張りが立った。真っ暗なその部屋でビデオを見せられる」というオウム真理教の洗脳の状況は、風俗店に電話をしたら窓もない暗い小部屋のレンタルルームに連れていかれ、VRの映像を見せられる状況とあまりにも酷似しております。『バルドーの導き』では人の死の映像と共に、教祖・麻原彰晃の「人は死ぬ。必ず死ぬ。絶対死ぬ。死は避けられない......」というセリフが流れます。監禁部屋のようなレンタルルーム状況に、ただのセックスシーンというあまりに即物的な映像から聞こえてくる男女の喘ぎ声は「人はイク。必ずイク。絶対イク。射精は避けられない......」というセリフのように思われ、VR的没入感とは違った、洗脳的没入感の世界へと我々は放り出されることになります。そうした洗脳的没入感の中で、僕は映像に合わせて腰を振り、オナクラ嬢は相変わらず薄型TENGAでシコシコシコシコしてくれ、ついに精子の打ち上げに成功しました。VRゴーグルを取り、現実の世界へと戻ります。
素童「いやぁ、これ面白いね」
風嬢「まじ?良かったぁー!」
面白いと言ったら、思いの外オナクラ嬢も喜んでくれました。いい奴です。その後は何気ない会話を交わしながら、後処理と着替えを済まし、レンタルルームを出てオナクラ嬢とお別れをしました。
生乳の使いどころ無かったやないか!!!!!