切実な表情のデリヘル嬢
こんばんは、25歳素人童貞です。
風俗店、知れば知るほど「やりたいプレイがあったらそのオプションがあるお店に行けばいいじゃないか」という考えになってきて、普通にお行儀がよくなってきている最近であります。
ニートの頃とか、ピンサロが我のアイデンティティの全てだったので、五反田のピンサロの長谷川潤似の女の子に「顔舐めて!」って頼んで「お前は頭がおかしいのか!」って頭グーで叩かれて勃起していた気がするんですけど、まぁ、その時はその時で結局「顔舐めなら行ける!」ということで顔を舐めてもらったので、#Metoo的にも全く問題がなかったと思っております。
Googleでは「1度目はご飯等に誘って良いが、1度断られてまた誘ったらハラスメント」というルールで人間関係が運用されているらしく、Google的に考えれば1度目の「顔舐めて!」は良いのではないかと思っているのでありますが、やっぱりそうしたバイタリティがもうどっかに行ってしまったように思います。
こちらがキモくなればなるほど切実な表情をしてくれるデリヘル嬢というのが世の中には存在していて、半年~1年に1回くらい出逢うのでありますが、1ヶ月くらい前にそんなデリヘル嬢に出逢いました。確か20代後半くらいの女の子を指名したら30代半ばくらいの女性が来たのですが、正常位素股をしている時に、切実な表情でこちらを見つめてくるんです。普通だったら、目を横に逸らして喘いでいたり、思いっきり挑発するようなエロイ顔をしながら目を見つめてきたりするもんですが、その女性は何かドキュメンタリー映画を見ているかのような切実な表情で吾輩の顔を見つめてくるのです。
昔から、オナニー中でも性行為中でも、自分がその時にしている表情というものはとても気持ちが悪くて人様に見せられたもんじゃないという基礎的な人生のスタンスがあるのですが、そういうスタンスで生きているので、正常位素股の時に真正面から切実な表情で見つめられただけで、「こいつ、凄いな」って思うわけです。「よく気持ち悪がらないな」とか「よく笑わないでいられるな」とか思うわけです。もっと綺麗な言葉を使うと、ある種「救われた」という気持ちにすらなります。と同時に、あまり人間のことを信じていないので、「その切実な表情どこまで耐えられるんじゃい!」という高いモチベーションが沸き起こってきて、「もっと気持ち悪くなってやろう!」って思うのが常であります。それまで「あぁっ、んぁっ」とか微妙な喘ぎ声を出しながら腰を振っていたわけで、それも自分の中では十分に気持ち悪いと思っているんですが、ここはあえてもっと気持ち悪くなってみようと。そう、思うわけです。だから、それまでの「あぁっ、んぁっ」という喘ぎ声にちょっと情けないスパイスを加えて、「ふぇえ、ふぇえっ」って喘いでやろうって思ったんですよ。貴女はそうして喘ぐ私を見ても切実な表情でいられるのかと。
私ももう25年も人生を営んでいるので薄々わかっているのですが、「〝あえて〟気持ち悪くなってやろう」なんて考えが沸き起こっている時って、大抵の場合は周りのことが見えていなくて、自己制御なんて全く出来ていないし、結局のところ全然〝あえて〟になってなかったりします。でも、そのことを薄々わかっていても、「いやいや、これは〝あえて〟だ」って信じて疑わないのが、「〝あえて〟気持ち悪くなってやろう」と思っている時の人間の精神状態なのであります。
この時もやっぱり自分の制御ができていなかったんでしょう、「ふぇえ、ふぇえっ」って喘ごうとしたら、ダイナミックに腰を振っていたせいか、「ふぇぇぇえええええええっ、ふぇぇぇぇぇええええええっ」って、ビックリするくらいにリアルな山羊の鳴き声みたいなのが自分の口の中から出てきたんですね。えぇ、想像以上に山羊でした。もっと詳細を述べると、途中から山羊である自分に笑ってしまったので、「ふぇぇぇえええええええっ、ふぇぇぇぇぇえwwwwwwww」みたいに喘いでしまいました。
もうダメだ、ふざけているのがバレてしまった、と思ってデリヘル嬢の顔を見たら、さっきよりも更に切実な表情でこちらを見ていて、泣きそうになりました。